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大隅半島の西にある鹿屋市。桜島にほど近い市の北端に、かくれ念仏洞穴があります。
諏訪原の集落の中を進むと、道は下り始めます。集落の外れに看板があり、入り口となります。
上の写真のような道を下り５分ほど歩くと、下の写真のやや開けた場所にたどり着きます。
ここが少し分かりづらいですが、左に分岐する下り坂の小道があります。坂を下るとそこが念仏洞です。
洞の中はクランク状に作られ、読経の声が外に漏れにくい様に工夫されています。
入り口から奥までは約15平方m(約８畳)ほど。
奥の部屋には灯明壇や、お供え物を置く華束台跡も残っているそうです。
昼でも暗きその場所。夜な夜な通い、信仰を守った人々。真宗門徒の熱意が感じられます。
所在地 朝倉かくれ念仏洞
鹿児島県鹿屋市輝北町諏訪原
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