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正向の阿弥陀さま
～埼玉県春日部 東福寺～
由緒ある真言宗東福寺は、親鸞聖人がお立ち寄りとなった寺院です。
ある時聖人はこの辺りを歩まれて、東福寺に一夜の宿を求めました。
その時聖人自ら筆を執り、真向き(正向)の阿弥陀如来像を描き寄贈しました。
以来東福寺は正向院の院号を名乗り、菩提山正向院東福寺となりました。
またこの絵像は、本堂が火災に見舞われた折、２度にわたって自ら飛び老松の枝へと難を逃れたと伝わっています。
正向阿弥陀如来絵像は現在も、寺宝として大切に守られています。
所在地 東福寺
埼玉県春日部市八丁目314
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