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道中の休憩所
～御聖水 北山別院～
六角堂へ百日間の参籠を決意した範宴(比叡山時代の親鸞聖人の名)。
雲母坂を下り京の町に入る前にこの地にて休憩し、湧き水で心身を清められました。
六角堂からの帰りには、ここで草鞋の紐を締め直し、厳しい山登りへと向かわれました。
湧き水のあった地は、現在本願寺北山別院となっています。
別院の本堂左手には、現在も湧き水が湧いています。
百日間の六角堂参籠。
あの比叡山を毎夜登下山される聖人の超人的な意思と体力。
しかしここでは険しいお顔も緩み、ホッと一息つかれたことでしょう。
聖人の人間としての一面が感じられる場所でした。
所在地 本願寺北山別院
京都市左京区一乗寺薬師堂町29
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