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一切経校合逗留の地３ ～国府津真楽寺～
鎌倉から海沿いに進み、小田原の手前、相模灘に面した
国府津の地には、真宗大谷派真楽寺があります。
手前のお堂が勧堂です
寺伝によると、真楽寺は当初天台宗の寺院でした。
親鸞聖人が立ち寄られた際、当時の性順住職は聖人のみ教えに
導かれ、真宗に帰依したということです。
親鸞聖人像
境内の帰命堂には、帰命石とよばれる２㍍ほどの石があり、
そのお名号は聖人が記されたと伝わっています。
境内前の国道をはさんで南側には、勧堂があります。
ここは聖人の草庵跡であり、７年間過ごしたと伝わっています。
ここから鎌倉まで、一切経校合の際に通われたということです。
聖人はここでも海と向き合われました。
本願海、群生海。すべてが集まり、すべてを包み込む海と。
所在地 真楽寺 神奈川県小田原市国府津３－２－２２
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