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髙田門徒の本寺 ～真岡市高田 専修寺～
稲田の草庵を拠点に、各地を精力的に歩まれた親鸞聖人。
飛び地境内にある般舟石
聖人５４歳の時、当地に赴き、般舟石(はんじゅせき)の上に
野宿されました。すると明星天子の夢告を受けました。
明星天子とは、帝釈天に率いられて仏教の行者守護する
諸天善神です。
そこで、現在の真岡市高田の地に一宇を建立することに
なりました。
御本尊は長野善光寺からお迎えした一光三尊の阿弥陀如来。
そしてこの念仏道場の管理には、門弟中の高弟真仏上人が
当たられました。
聖人が京の都へ帰洛されたあと、この道場は関東門弟の中心
として高田教団へと発展。
専修寺(せんじゅじ)は本寺と呼ばれ、全国的に崇敬を集める様に
なりました。
専修寺は教線拡大のため伊勢の地（三重県一身田）にも建立
されました。
やがて本寺が関東の兵火によって焼失したため、高田教団
（真宗高田派）は、完全に伊勢へと本山を移すこととなりました。
真宗高田派本山 専修寺
本寺境内には、親鸞聖人縁のお手植えの大欅の倒木や、
聖人廟所あり、御遺徳が偲ばれます。
所在地 専修寺 栃木県真岡市高田１４８２
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