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都城駅から北西に約3km。
市街地を形作る台地のへりに平田かくれ念仏洞があります。
遠くに霧島連山を望むこの地は、火山灰が堆積して出来たシラス台地であり、とても崩れやすい地質です。
かつては集落ごとにかくれ念仏洞がありましたが、今ではほとんどが崩壊し埋没してしまったそうです。
この念仏洞も1990(平成2)年の台風によって崩落してしまいました。現在は洞内に入ることは出来ません。
入口は赤い柵で塞がれています
かつての記録によれば、洞内は直径1.4mの通路が6m程伸び、途中で直角に左へ折れ曲がっていました。
そして奥には幅2.2m、奥行3m、高さ2m程のドーム状の部屋があったそうです。
都城地域は、厳しい取締りにもかかわらず熱心にお念仏のみ教えを守り通しました。
その情熱は、現在にも伝わっています。
所在地 平田かくれ念仏洞
宮崎県都城市乙房町2697-3
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