紛争地を行く −パレスチナにて− 本文へジャンプ
 



その1 切り取られた現実 






パレスチナ。
日本から遠く離れた土地。
そして、イスラエルを取り巻く紛争に伴って聞く名前。
いつも戦争をしている地域。
そしてここ数年、そこに抱くイメージは、自爆テロではないでしょうか。

何故彼ら彼女らは、そんなに拘っているのだろうか?
命を捨てて自爆するパレスチナ人達は、狂信的で恐ろしい…。

メディアでしか分からない状況。
しかしそれは、事実の断片でしかありません。
カメラが切り取ったものは、真実ではありません。
それはカメラマンの感性に応じて切り取られた、いわばフィクションに過ぎないのです。
時には、権力者の都合に応じた報道がなされることもあります。

パレスチナで一体何が起こっているのか。
私の目で見た(私なりのフィクションだと思います)現状をお伝えします。