親鸞聖人御旧跡めぐり 本文へジャンプ





甲斐国と聖人 7


~忍野村 安養軒~







山中湖の北には、忍野八海
(おしのはっかい)という富士山の湧き水あふれ出る大変美しい泉があります。

この忍野八海から東へ約2km、内野地区のコミュニティ供用施設の隣に、内野如来様と呼ばれる「安養軒」があります。





親鸞聖人は萬福寺の聖徳太子廟を訪れた際、この地を通りました。

日も暮れたので一夜の宿を請われたのが、当地にある天野家でした。





当主の天野次郎夫婦は、聖人の人柄とお念仏の教えに触れ、聖人より法名「釋円智」「釋尼妙智」と戴き、「十字名号」と「六字名号」を授かりました。



         臨済宗 承天寺


現在天野家は、町内の臨済宗承天寺の檀徒です。

ですが、富士吉田市浄土真宗本願寺派正福寺と交流があり、毎年9月28日正福寺ご住職導師のもと、聖人のお徳を偲ぶ「報恩講
(ほうおんこう)」が営まれています。






所在地 安養軒
    山梨県南都留郡忍野村内野505





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